mydearson's blog

都内在住、フルタイム勤務の母と2009年生まれの息子の学習記録

2022_0307Mon. 我が家の併願校の組み方

息子よりも塾での成績が優秀だったお子さんが、我が家と同じことを悩み、

我が家とは違う選択をされ、熱望校にチャレンジしない決断をされたので

我が家の併願校の組み方を記録しておこうと思います

 

息子の6年最後のSOの偏差値は第一希望の御三家校からは-10ポイントでした。

12月に併願パターンは組みましたが、大いなる悩みは2/2校、2/3校の選択でした

 

まず初めに悩んだのが2/2校

候補は持ち偏差値+3~+6に数校あり、どこも魅力的でしたが

手堅く実力値に最も近い学校で、学校の理念や校風も気に入った学校を選択しました

 

次に悩んだのが2/3校

行きたい学校は全て持ち偏差より+10以上の学校しかなく非常に悩みました

+10以上は無理だろうと思い神奈川の学校も選択肢に入れ悩みましたが

2/2は手堅くかつ行きたい学校を選んだので、2/3はチャレンジ校に出願しました

ただ、出願したあとも神奈川の学校に出願すべきか迷っていたので、

2/2の合否次第で出願先を変える用意をし、過去問は1回分解かせましたが、

2/2まで順当に合格を積み重ねたので、そのままチャレンジ校を受験しました。

 

お友達は、入塾時から本人は我が家が出願した2/3校が第一志望だと言っていましたが

秋からは御三家特訓講座を受講され、2/1は息子と同じ御三家を受験し、

2/3は熱望していたチャレンジ校を受験せずに

熱望していたチャレンジ校の倍の通学時間がかかる神奈川の学校に出願しました。

結果的に我が家は2/3のチャレンジ校、友達は神奈川の学校へ進学が決まりました。

私も同じことを考えて悩んでいたので親御さんの気持ちが痛いほど理解できます。

 

我が家が無謀とも思えるチャレンジができた理由はなんだったのか?

理由は3つあると思います

一つ目は、2/1PM校も、2/2校も親子共に6年間通いたいと思える学校だったこと、

ありがたいことに2/1PM校も、2/2校も合格をいただけて最強のお守り校となったこと

二つ目は、オープン模試がなくなった期間も1月末までNNのそっくり模試を受験し

最終のそっくり模試で第一志望校が合格圏に入り息子の仕上がりを確認できたこと

三つ目は、受験の可能性がある学校へは必ず足を運び、乗り換えも含めた通学の容易さ

理念や校風を肌で感じていたので親子で通いたい学校のイメージが合い

最終的にはそれを拠り所にできたこと

この三つがチャレンジを可能にしたのだと思います

 

学校見学や説明会には、息子が小学二年生のころから親だけでポツポツ参加しており

小学四年生のときは息子も東京御三家、神奈川御三家は学校見学に参加

コロナ禍になり安易に学校見学ができなくなった小学5年生は一旦見学をやめ

6年の春は息子と休日に併願校候補を中心に1日10校の学校見学弾丸ツアーを決行

説明会などはないので、正門までの距離や乗り換えの容易さ、外観のイメージ等

だけですが、息子の感想を聞くことで本人は何を大事に考えているか理解できました。

6年生の春の時点で、本命と併願校の説明会はほとんど拝聴ずみだったので

春から夏までは説明会の予約に追われることもなく、平穏な時間を過ごし、

6年の秋、志望校特訓がはじまり土日に息子の時間が外出できなくなってから、

私一人で埼玉、神奈川含め併願の可能性がある学校は全て足を運び

通学可能な距離か、息子が通う姿がイメージできるか、学生や保護者の様子など

確認しておきましたので、併願校選択においては息子の意見も反映したうえで

納得のいく併願校選びをすることができたのではないかと思います。

 

パンフレットや偏差値、動画配信だけはわからないその学校の姿

例えば、説明会で登壇されない先生の様子、保護者や生徒の普段の様子や雰囲気など、

動画では分からない学校の空気は以外と大事なのではないかと思います。

また、私の場合は塾の先生が高校生も教えておられる方だったので

入学後の生徒の様子や学校の面倒見の良さなどの実情を聞くことができたのも

併願校選択の大切なファクターになりました。

 

最近、併願校での失敗は本人の自信が低下し偏差値でー3のダメージを受ける

という記事を読みました。

子供の性格によりチャレンジングな組み方をした方がよい場合と

安全志向で組んだ方がいい場合があるとも聞きました。

我が家の場合は、息子が志望校特訓でクラスが下がり激しく落ち込んでいたことや

自分に自信が持てていない様子を感じ取ったので

安全志向でお守り校は必ず持っていないと戦えないなと思い

本人が自信をもって臨めることを主眼に併願パターンを組みました。

その結果、通いたいと思えるお守り校を手に入れてチャレンジできたことが

棚からぼた餅の結果につながったと思っています。

 

息子は本番の試験を受ける都度成長し、試験への感覚が研ぎ澄まされていきました

1教科ごとの時間配分や、4教科の総合点で合格圏に入るという意識が生まれたり

試験の出来、不出来を正しく把握できるようになっていきました。

塾の先生がおっしゃった「最後の最後まで伸び続けます」という言葉は真実でした

 

塾は御三家受験を推奨しますし、志望校特訓などで労力の多くをそこに注ぎますので

御三家に入らなけばならないという気持ちが強くなりますが、

御三家がチャレンジであるご家庭は親子で納得がいくまで話し合い

本当に行きたいお守り校を持つことが12歳のチャレンジには必要ではないかと思います

 

【学習記録】

7:00 起床

8:00-16:00 学校

21:00-22:30 日記、英検過去問

23:00 就寝